7月頃からイタリアは約1カ月の長いバカンスに入り、夏を存分に楽しみます。
今回は、イタリアの夏をイメージしながら、日本の夏ファッションにも取り入れられるアイテムや様々なシーンに合わせた着こなしをご紹介。
今年の夏はファッションを通して、南ヨーロッパ気分で過ごしてみてはいかがでしょうか?
イタリアのバカンスは「何もしない休日」。友人や家族と一緒に海で泳いだり、ビーチで本を読んだり、
ぼーっとしながら一日を過ごします。ビーチは夏ならではのオシャレを楽しむための場所でもあります。
ビーチに快適なサマードレスはヨーロッパの夏の定番アイテム。海で泳いだ後に、水着の上からワンピースを着て、そのまま町へお出かけ!小物やアクセサリーで雰囲気を変えながら、様々なシーンに合わせられるポイントも魅力の一つ。丈の長いルースフィットは涼しくありながらも、強い日差しから程よく守ってくれます。
イタリアには夕食をする前に軽くお酒を飲んでおつまみを食べる習慣、Aperitivo「アペリティーボ」があります。夏になると外のテラス席でオシャレして、アペリティーボを楽しんでいる人たちの姿が現れます。
ハーブ香るサマーカクテル、「アペロールスピリッツ」を片手にテラスで乾杯しましょう!
シャツ地の軽いジャケットは、夏の暑さに負けずにオシャレするための必須アイテム。
インナーはシンプルなTシャツなどを着て、きれいめカジュアルに。蒸し暑い日本の夏には、通気性の良いリネンのジャケットが特におすすめです。
上質で涼しいリネンはイタリアの伝統的素材。夏場でも、ショートパンツより、プリーツが綺麗に入ったリネンのパンツを好む方が多くいます。リラックスしたリネンシャツも、フォーマルになりすぎず、夏の雰囲気にぴったりフィットしてくれます。
こだわりの靴で夏を過ごすとコーディネートの幅も広がります。特にメンズコーデは、サンダルをローファーやスリップオンなどに変えるだけでもスマートな印象になります。履き替えも楽なので、海に行くときはビーチサンダルを持ち運びましょう。
バカンス期間中は都会から人がいなくなり、涼しい山や湖などでゆっくりするために田舎へ出ていきます。夏休みのファッションは、「リラックスできるオシャレ」がポイント。長い休みが取れなくても、休日にドライブして綺麗な景色を見れば、心の栄養になること間違いなし。
バカンスを感じさせる手織りのバッグはイタリア女性のライフスタイルそのもの。 荷物がたっぷり入るバッグを持って、ビーチからディナーまで!季節感を感じるからこその魅力があります。