今シーズンより取り扱い開始の新ブランド【RIFUGIO(リフージオ)】
日本国内ではまだまだ希少なこちらのブランドの魅力を、3代目ブランドマネージャーであるアルフォンソ・リフージオ氏にインタビュー。
本記事では、リフージオ氏が語るブランドの魅力やヒストリーと合わせて、そのアイテムに込められたクオリティーについてご紹介いたします。
遡ること30年前、空軍パイロットのアウターを生産していた2代目ブランドマネージャー”アルフレード・リフージオ”は、 当時のローマ教皇であるヨハネ・パウロ2世の専属パイロットを通じて、教皇用のアウター作りを依頼されます。教皇のレジデンスに足を運び、採寸を行い作り上げたその白いアウターを、後に教皇はオペラ・プリマ(最高作品)と名付けました。
リフージオの製品は、非常に薄く軽やかで吸い付くような質感が特徴的ですが、当時、教皇が望んだのはハイキング用のアウターだったことから、如何にこのサルトリアの手法で仕立てたレザーアウターが丈夫で良質な着心地だったかがわかります。
リフージオの長い歴史の中で、ローマ教皇がはじめてのス・ミズーラ(オーダーメイド)客だったようですが、 以降も、何十年に渡り数々のラグジュアリーブランドのOEMを手がけます。
「我々の製品はすべて自社工場にて、ハンドメイドで作っている点がとてもユニークなポイントです。 特に高いステッチング技術が強みであり、特徴です。」 今回のインタビューで、このように語るアルフォンソの言葉にあるように、 しなやかで美しい素材感だけではなく、良質なハンドステッチがクラフツマンシップを感じられます。
失敗が許されないデリケートな素材だからこそ、一つ一つ手作業で丁寧に作られます。
※リフージオ本社
「現在、世界でこのような作りができるのは弊社(リフージオ)のみです。 今では他にも挑戦しようと試みている会社もありますが、我々の独自性です。」
祖父から父へ、そして息子へと継承されたリフージオファミリーのものづくりへの経験と情熱、そして確かな技術が、 現在ではイタリア以外のヨーロッパ、アメリカなどでも注目され、この度、日本の本格展開を控えています。
触った瞬間、その違いがわかる極薄のスウェード素材。 着用時は、体に吸い付くような着心地が、贅沢な気持ちにさせてくれるはずです。 また、レザーの王道ブラウン、ブラック系だけでなく、色鮮やかなスウェードレザーも魅力的。 今後の展開にぜひご期待ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。リフージオ氏のインタビューを動画で視聴いただけます。 どうぞご覧ください。