2024年06月28日
Extra edition
ヨーロッパブランドのアパレルを中心にセレクトする「ジェンテ ディ マーレ」では、毎回ファッションに精通するゲストたちを迎え、“スタイルの核になる逸品”の魅力に触れていただく連載をスタート! 今回は春夏シーズンの番外編として、インタビュー時にご紹介しきれなかったアイテムをピックアップしてお届けします。ぜひ最後までお楽しみください。
初回のゲストは、今年創刊50周年を迎えたメンズファッション誌『メンズクラブ』の編集長、西川昌宏さんでした。セレクトいただいたのは“楽ジャケ”の代名詞、イタリア発のチルコロ1901のニットジャケット。しかし西川さんは本題に入る前に、ブランド誕生時からのアイコン、ファブリックプリントが施された新作を熱心にチェック。今なお更新中の技術力の高さに感心しきりでした。
※西川さんがセレクトしたニットジャケット(メンズ)の記事は、こちらから→Interview No.1
2回目のゲストは、ファッションエディター兼スタイリストの大草直子さんでした。ミラノでダークスーツにアスペジのフィールドコートを纏った男性を見て以来、このブランドの虜になったと言います。インタビューでは、さりげなく今の気分を薫らせるアスペジの秀逸なディテールから着こなし方まで、たっぷり語っていただきました。
※大草さんがセレクトしたアウター(レディス)の記事は、こちらから→Interview No.2
長年メンズ誌を中心に活躍するスタイリストの武内雅英をお迎えした回では、アメリカントラッドの足元に欠かせない、セバゴの名作ローファー『クラシックダン』を紹介。「長く愛される逸品ほど、時代に合ったスタイリングに溶け込む柔軟性がある」と武内さん。来店時には、旬のアイテムに合わせたスタイリングを披露していただきました。
※武内さんがセレクトしたローファー(メンズ)の記事は、こちらから→Interview No.3
超銘品パンツの宝庫と知られるナポリ発のパンツ専業ブランド、ブリリア1949をセレクトしたのは、ファッションコーディネーターの佐藤
匠さん。薄着シーズンこそ緊張感のあるアイテムを意識して取り入れているという佐藤さんは、多彩なラインナップから落ち感が美しいセミワイドシルエットの一本を選択。本格的なパターンメイキング、仕立て、素材の組み合わせに感動した佐藤さんは、ブリリア1949との出合いを真から喜んでいました。
※佐藤さんがセレクトしたパンツ(レディス)の記事は、こちらから→Interview No.4
上半期の連載最終回は、PRエージェンシーで代表を務めるマーティン・ウェッブさん。ご来店の目的は、2001年にイタリアで開催された「G8サミット」で、各国への贈り物にも選ばれたピナイダーのペン。フィレンツェで誕生した歴史ある筆記具店のピナイダーは、そもそも便箋や封筒からスタートしたブランドですが、今ではオリジナルの革製品も扱うライフスタイルブランドに発展。歴史好きのマーティンさんはペンのみならず、質の高いハンドメイドの革製品にも興味津々でした。
※マーティンさんがセレクトしたペンの記事は、こちらから→Interview
No.5
ライター: Kanenobu
アパレル(メンズ&レディス)を経て、出版界へ。現在はフリーランスのエディター兼ライターとして雑誌やwebを中心に活動中。ジャンルはファッションから、旅、ライフスタイルまで多岐に。プライベートでは、ゴルフへの愛が年々エスカレート中。