フリーアナウンサー 田中大貴

Shop Cruise(後編)


「Splat」CEO、元バドミントン日本代表 池田信太郎さん
スポーツアンカー、「Inflight」代表 田中大貴さん


元バドミントン日本代表選手であり、引退後は世界的な外資PR会社で、コミュニケーション戦略の構築やコンテンツ開発を行い、現在では自身が設立したコミュニケーションデザインカンパニー「Splat」を運営する池田信太郎さん。
そして、フジテレビでの数々の人気番組でアナウンサーの経験を経た後、退社後の現在はスポーツアンカーとして、また経営者としても多方面で活躍する田中大貴さん。
そして、仕事現場でもプライベートでも親交のあるお二人が、「ジェンテディマーレ 青山」にご来店。前編に続き、ご自身の仕事への取り組み方と独自のキャリアにおける装いについて、お二人に語っていただきました。

フリーアナウンサー 田中大貴

 

スポーツでもビジネスでも自分の価値の伝え方を意識

池田信太郎さん(以下池田さん)
「実はスポーツ選手としての現役時代の頃からビジネスについては興味を持っていて、2012年のロンドン五輪に出場した後には、ビジネスマンとしての新しいステージに挑戦したいなと考えていました。というのも、私にとってスポーツ選手として現役時代も、いかに自分の価値を企業に伝えてスポンサーシップを獲得するかという、ある種のプレゼンと戦略を常に大事にしていましたから。そのように自分をどう表現し売り込むかという視点は、今のコンサルティングの仕事にも活きているのではないかと思います」

田中大貴さん(田中さん)
「池田くんのようにスポーツ選手からビジネスの領域にすぐ一歩踏み出せるような人は、とても珍しいですよね。現役のときからスポーツとビジネスをどう融合するかということを普段から考えていたのだと思います。自分をどう見せるかという意識がスポーツ選手のころから高かったからこそ、今のような全く別のビジネスの領域でもすぐに活躍することができたのはないでしょうか」






フリーアナウンサー 田中大貴

フリーアナウンサー 田中大貴

上質なリネン生地を使用し、吸湿性や通気性に優れ、サラリとした肌当たりも心地よく夏でも活躍しれくれる〈ジャンネット〉のシャツ。ノータイでも首元がスタイリッシュになるカッタウェイの襟型は、カジュアルな着こなしとも相性抜群。第二ボタンの下からチラリと覗く、アイコニックな太陽のマークもアクセントに。ジャンネットでは、多彩なカラーシャツのバリエーションを用意し綿100%のオックスフォード生地のものも展開。左写真 シャツ¥42,900(税込み)

人に会う機会が増えて襟付きのトップスが活躍

田中さん
「「池田くんは、今のコンサルティングの仕事をするようになってからは、服装について何か変えたポイントはあるんですか?」

池田さん
「そうですね、やはり企業の方とお会いしたり、登壇したりと人前で話す機会は圧倒的に増えましたから、それなりに上品で綺麗に見える装い、そして知性も醸すスタイルというのは意識していいす。例えばジャケットまでは必要ないなという場でも、トップスは襟付きを選ぶようにしています。夏でもサラッと着られるリネン素材が好きなので、こちらのジャンネットのシャツなどはかなり好みですね。夏でも襟付きの服を着ていると、きちんとした印象を与えられますし。このようなかっちりしすぎず楽に着られるけれど上品に見えるシャツは、オンオフ問わずに重宝しそうです」






フリーアナウンサー 田中大貴

〈フィリッポ デ ローレンティス〉はイタリア中部の街“ペスカーラ”発のニット専業ブランド。こちらの半袖コットンニットは、ざっくりとした編み地が通気性抜群で、着こなしのアクセントにもなってくれる。カラーTシャツをインナーに活用して、レイヤードスタイルも楽しむことができる。 ニット¥46,200(税込み)

ニットの半袖で上品見えを狙う

池田さん
「実はトップスを半袖のTシャツだけで着るのはラフに見えるような気がしてあまり得意でなくて、夏でもシャツを着て袖をまくるような着こなしが多いんです。でもこのようなニットの半袖はTシャツよりも上品に見えて着やすそうですね」

田中さん
「生地の編み方も細かくて凝っていますね。シンプルなニットTシャツよりも存在感を感じますし。個人的にはニットは首元と袖の作りに注目してしまいます。首元や袖がすぐヨレヨレになってしまわないようなしっかりとした作りのものを選びたいですよね」

池田さん
「さすが細かいところもちゃんとチェックしていますね(笑)。それにこのような上質な半袖のニットをさらりと着ていると仕事ができそうな感じもします。個人的にはブラックの色が好きなので、こちらのフィリッポ デ ローレンティスのニットはつい手にとってしまいます。インナーにTシャツ着て首元からちょっとだけ覗かせるような、普段私がシャツでやっているような着こなし方もそのままできそうです」






フリーアナウンサー 田中大貴

〈ブリリア1949〉はパンツに特化したファクトリーとして30年以上の歴史を重ねるフォーテンインダストリー社が手掛けるナポリのパンツ専業ブランド。イタリアに根付くサルトリアの知識と技術を活かし、デニムでありながら美しいシルエットを実現。左写真 パンツ¥46,200(税込み)

コットンをベースにポリウレタンを混紡したツイル生地を用いた〈ブリリア1949〉のパンツ。ナチュラルストレッチと微光沢を備えた生地は、リラックス感とドレッシーさを両立。いまらしい1プリーツのややテーパードしたシルエットで、ジャケットとも好相性。右写真 パンツ¥31,900(税込み)

パンツ選びで装いの印象をワンランク上げる

池田さん
「服ってトップスばかりを重視して選んでしまいがちですが、パンツが違うとかなり装いの印象が変わりますよね。さっき店員さんが穿いているの見て印象に残ったのですが、このブリリアのパンツはとても脚が綺麗に見えますね。デニムも好きでよく穿くのですが、ブリリアのデニムはシルエットが綺麗なので大人っぽい雰囲気がありますね。休日でもラフになりすぎずに穿けそうです」

田中さん
「池田くんは気になる服があると必ず身体に当てて、戻すときも綺麗に畳み直してとても服の扱いが丁寧ですね。一着一着、吟味して選んでいるのがこちらにも伝わってきます」



上質な服に袖を通せば心も整う

池田さん
「そうですね。休日は軽井沢の方にいることが多いですね。料理をするのが好きなのでお昼からワインを飲みながら食事を作ってのんびり過ごしています。なので、休日の服装選びは着たときのシルエットや素材などが心地よくリラックスできるかを前提に、それに加えて上品に見えるかを重視しています。
こちらの「ジェンテディマーレ 青山」はまさにそんな上質なリラックスカジュアルウェアと出会えるお店ですね。そしてこのような上質な服に袖を通すと、どこか心も整います。
服装がきちんとしているとだとそれに合わせて髪や髭も整えたくなりますし。そう考えると服は身の回りのあらゆる物事が整う一つのトリガーと言えるのかもしれません」

田中さん
「洋服は着る人の印象を作ってくれますが、服装に合わせて自分で自身を整えて作っていくということも大事ですもんね」






池田さんの春の注目アイテムは…

田中大貴

Pants : ニット¥46,200(税込み)他、本人私物

バドミントン 池田信太郎

PROFILE

池田信太郎

福岡県出身。元バドミントン日本代表。5歳からバドミントンを始め、筑波大学に進学。

卒業後は日本ユニシス株式会社、株式会社エボラブルアジア(現:株式会社エアトリ)に所属し日本人初のプロバドミントン選手として活躍。2007年に開催された世界選手権では日本男子初のメダルを獲得。北京五輪、ロンドン五輪にも出場。引退後は世界的な外資PR会社であるフライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社でシニアコンサルタントとして活躍。コミュニケーション戦略の構築やコンテンツ開発を行い、現在では自身が設立したコミュニケーションデザインカンパニー「Splat」を運営。

Instagram →@shintaroikeda_tokyo

Photo : Suguru Tanaka / Text:Shinji Hashimoto

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